FootJoy ゴルフシューズ フィッティングガイド

あなたのシューズ、本当に合っていますか?

ルフシューズのサイズが合っているかどうかは、意外と見落としがち。でも実は、正しいサイズを履くだけでパフォーマンスが6~21%もアップするって知っていましたか?

逆に言えば、70%以上のゴルファーがサイズ違いの靴を履いているという事実も…。

どうやって自分のサイズを見極める?

親指1本分のスペースが理想

靴の履き口は親指1本分の幅が目安。足のアーチの高さで多少変わりますが、まずはここをチェックしてみましょう。

つま先はゆったり、約1.25cmの余裕を

足の一番長い指と靴のつま先の間には、約1.25cm(½インチ)のゆとりがあるのがベスト。窮屈だとプレー中に痛みや疲れの原因になりかねません。

自然な曲がり=フレックスポイントを確認

靴を曲げた時にできる折れ目が、足の前足部の自然な屈曲点とぴったり重なるかどうかを要チェック。

足を入れた時の「シュッ」という音もフィットのサイン

足のボリュームがシューズとマッチしていると、足を入れた瞬間にやさしい「シュッ」という音が感じられます。

実際に歩いて確かめよう

歩く時に靴の中で足が無駄に動いていたらサイズが合っていません。まるで足と靴が一体化したようなフィット感が理想です。

スイングテストも忘れずに

ゴルフのスイング動作をシミュレーションし、靴が緩すぎたり締め付けすぎたりしないか最後に確認しましょう。

サイズを測ってもらいましょう。

フィッティング前に覚えておきたいポイント
•足は一日中むくみやすくサイズが変わるため、夕方〜夜に測るのがおすすめ。
•実際にプレーする時と同じ厚みのゴルフ用ソックスを履いて試着しましょう。
•フィッティングは座った状態で脚を45度にして行うのがベスト。立ったままだと足が広がり正確なサイズが測れません。
•年齢と共に足は平たくなり幅も広がることが多く、サイズは変わるもの。
•靴箱のサイズ表記にこだわらず、まずは自分の足の感覚を信じて。

ブランノックデバイス(Brannock Device)とは?

70年以上の歴史をもつ足型測定器。長さだけでなく幅やアーチの長さも測れるので、シューズ選びの重要な道具です。

足のアーチ長とヒール

ま先の長さが違う時は、より大きいサイズを選ぶのが正解。靴の曲がるポイント=足のボール部分が合うためです。

足長

アーチ長

FootJoyのフィット感が選ばれる理由

ゴルフに特化したフィッティング

FootJoyはゴルフシューズだけに注力し、あらゆるゴルファーのプレーを支えるための製品づくりに全力を注いでいます。

圧倒的なサイズ展開

- MyJoys -を含め、他ブランドを凌ぐ圧倒的なサイズ&幅のバリエーションが揃っています。

徹底した耐久&パフォーマンステスト

ラウンド中のあらゆる状況に耐えられるよう、革新的な技術と厳格なテストをクリア。

ツアートッププレイヤーも信頼

世界のツアープロがFootJoyを選ぶ理由は確かなフィット感と性能の証明です。

BOAクロージャーシステム搭載

最先端のBOAシステムで、足を包み込み押さえる精密フィットを実現。FootJoyはBOAシステムと初めて提携したブランドで、独自の“ヒールマウント”も展開しています。

材料と技術について

FootJoyは、すべてのゴルファーにそれぞれのプレースタイルや好みにぴったり合ったシューズを提供することにこだわり、ゴルフシューズとその技術のリーダーであり続けています。

安定したサイズ感

モデルによって異なってもFootJoyはほとんどのラインでサイズ感が統一。DryJoysで9Mならほぼ同サイズですが、履き心地はモデルごとに変わります。

なぜフィットは重要なのか?

フィットがもたらす3つの効果

快適さ

摩擦・ズレを減らし、長時間のラウンドでも足を快適に保ちます。

見た目

しっかりフィットした靴は型崩れしにくく、長持ち。

パフォーマンス

正しいサイズならスイング力が最大21%アップすることも。

フィット感VS履き心地

同じサイズでもモデルによって感覚は異なります。木型(ラスト)の形や靴の開口部でタイトに感じたりゆったりに感じたりするのは、自然なこと。

履き心地は人それぞれなので、試着時にはフィッターに希望を伝えながら自分に合った1足を探しましょう。

フィット感に影響するポイント

シューズの形状

(つま先の丸みや幅)

開口部タイプ

(ブルチャーは広め、Vトゥロートはタイト)

内張り素材

(レザーか布かで肌触りが違う)

成形フォーム

(かかとや舌部分で快適さUP)

BOAシステム

(動きを最小限にする高精度フィット)

サイズが合っていないかもしれないサイン

シューズは、初めて履いた瞬間から快適であるべきで、「履き慣らし」の期間が必要なものではありません。もし慣らしが必要だと感じるなら、あなたは70%の方が経験しているように、サイズが合っていない可能性があります

靴ひもの穴が近すぎる

→ 幅が広すぎ。

靴ひもの穴が離れすぎている

→ 幅が狭すぎ。

靴の中の生地がよれている

→ 幅または長さが大きすぎる。

つま先周辺が引っ張られている

→ 幅が狭すぎる。

かかとが擦れる・インソールがすり減っている

→ 靴の中で足が動いている可能性大。

靴紐をほどかずに簡単に脱げる

→ 大きすぎる。

疲れや痛み、靴ずれが頻繁に起きる

→ サイズが合っていないことが多い。

身体的な不快感

靴擦れに加えて、フィット感の悪い靴は脚の疲労感や腰痛の原因になることがあります。

片足だけサイズが違う場合は?

実は90%の人が左右で足の大きさが異なります。必ず両足測定し、大きい方のサイズに合わせるのが基本となります。

FootJoyは業界唯一、左右違うサイズの靴を同時に注文できるカスタムプログラムも用意しています。(MyJoys)

実はツアープロのスティーブ・ストリッカーも、FootJoyのMyJoysカスタムプログラムを利用して“左右で異なるサイズ”のシューズを愛用しています。

彼は左足が「11 ミディアム」、右足が「12 ナロー」という自分仕様の組み合わせでプレーしています。

足幅はどう選ぶ?

最も多い失敗は「足幅」を無視してサイズだけで判断すること。

約40%が自分に合った幅とは違う靴を履いています。

幅は男性ならN(ナロー)からXW(エクストラワイド)、女性もN~Wまで豊富に対応。

親指の幅で簡単チェック

目安: 靴の一番上の靴紐の穴同士は、親指1本分の幅があるかを確認しましょう。

ただし、足のアーチ高さで違うことも。

正しい幅

狭い

広い

伸びている:

幅が狭いサイン

素材が余っている:

幅が広いサイン

サイズUPしている:

最も多いサイズの間違いです。一つ大きめの幅のシューズをサイズUP前に試してください。

あなたのアーチは?

ブランノック装置ではアーチの「長さ」は分かるけど、「形」は分からない。どうやって見極める?ブランノック装置は足のアーチ長さを測るのに優れていますが、アーチの「形」までは教えてくれません。では、自分のアーチの形はどうやって知ればいいのでしょうか?

ウェットテストで簡単チェック

裸足のまま足裏に軽く水をつけ、しっかりした紙に足跡をつけます。

• 低アーチ(偏平足)

広く鮮明な足跡なら「低アーチ(偏平足)」

• 普通のアーチ

ヒールと前足がつながる細い線なら「普通のアーチ」

• 高いアーチ

非常に細い線なら「高いアーチ」

アーチ別おすすめシューズ

高いアーチ

Uトゥロートで履きやすく、ボリュームに余裕を持ち、しっかりアーチサポートのある靴。

広いく大きいアーチ

幅広のシューズを

低いアーチ・偏平足

ボリューム控えめなVトゥロートで安定性の高い靴が最適。

低いアーチ/偏平足に対応

シュータイプ

ボリュームが少なく、V字型の履き口を持つシューズが適している場合があります。

アーチサポート

ミッドソールに安定性のあるシューズを選びましょう。

アーチの形も年齢とともに変わります

実は、足のアーチの形は年齢とともに変化することが多く、年を重ねるほど土踏まずが低くなり、フラットになっていく方が多いのです。

自分のアーチに合うシューズを選ぶことも、プロのフィッターが力になれる大事なポイント。

もし「最近合わなくなってきた」「足の形が変わった気がする」と感じたら、お店や専門フィッターに相談してみてください。あなたの変化に寄り添う一足を、一緒に見つけてくれるはずです。

足トラブルが気になる方へ

もしラウンド中に腰や足、脚に痛みや違和感を感じることが続くなら、まずは医師に相談することをおすすめします。 「スイングのせいかな」「ゴルフ不足かな」と自己判断しがちですが、実は足専門医(足病医)への相談や、サポート力のあるシューズへの変更で症状が解消するケースも多いのです。 また、自分専用のカスタムインソール(オーソティクス)をプロのフィッティングでしっかり合わせることも、痛みの軽減につながる有効な方法です。

足の回内(プロネーション)が気になる方へ

プロネーションとは歩行時の自然な足の「傾き・ローリング現象」のこと。 ただし**過剰な回内(オーバープロネーション)**は、歩くたびに痛みや、腰痛などの原因になることも。特に、扁平足やアーチが低い方は要注意です。 もし医師から“過剰回内”と診断されている場合は、指示に従いつつ、ミッドソール(靴底中央部)のサポートがしっかりしたシューズを試してみましょう。FootJoyなら「Premiere Series」や「Pro|SL」などがオススメです。

足底筋膜炎とシューズ選び

足底筋膜炎と診断された方は、まず専門の足病医に相談して最適なアドバイスを受けてください。
そのうえで、シューズ選びのポイントとしては――
•かかとをしっかり支える構造
• 強いアーチサポート
• ねじれない(=ミッドソールの安定性)
• 前足部だけが自然に曲がる設計
• しっかり締められる靴ひもやBOAシステム

これらすべてを満たすのも、「Premiere Series」や「Pro|SL」。足の悩みを感じている方ほど、この2つのシリーズをぜひ一度試してみてください。

オーソティクス(カスタムインソール)利用のポイント

FootJoyのシューズは通常のランニングシューズ以上のサポート力があります。

オーソティクスの厚みと靴のFit-Bed®インソール幅が合わないと、窮屈やクッション不足になります。

ベストなフィットのためには、オーソティクスを持参して専門のフィッターに合わせてもらうか、フィットした靴を医師に見せてオーソティクスを作成してもらいましょう。